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令和8年度 保健師助産師看護師実習指導者講習会 開講式が執り行われました。

洛和会京都看護学校にて
令和8年度 保健師助産師看護師実習指導者講習会 開講式が執り行われました。

2026.09.10

未来の看護職を育てるために

2026(令和8)年9月8日、学校法人洛和学園は「令和8年度 保健師助産師看護師実習指導者講習会」の開講式を執り行いました。 本講習会は、保健師や助産師、看護師を目指す学生の臨地実習を担う医療従事者が対象であり、京都府内外の医療施設から受講者30人が参加しました。受講者は約3カ月余り、講義や演習を通して実習指導に必要な知識・技術及び態度について学びます。
洛和会ヘルスケアシステム 理事長 矢野 裕典は、日常業務と両立して学ぶ受講者をたたえ、異なる施設の仲間と議論し、思いや姿勢を学び合ってほしいと呼び掛けました。
洛和会京都看護学校 学校長 樋口は、人に教えることは自身の成長にもつながると述べ、研修後も続く仲間との関係を築いてほしいと激励しました。
京都府健康福祉部 医療課 参事 吉田光宏 氏は、学生の背景が多様化するなか、特性に応じた指導が求められていると説明。指導者の言葉や関わりが、学生の将来像や進路を支えることもあると述べました。 受講者は、さまざまな施設で働く仲間と学びを深め、修了後は各施設で実習指導の中核を担います。

特別講義「看護の動向」

開講式に続き、京都府健康福祉部 医療課 医務・看護係 課長補佐 兼 係長 川村愛子 氏による特別講義が行われました。人口構造や医療需要の変化、看護職員の現状、実習指導の役割が紹介されました。

限られた人材で地域医療を支える

京都府では、看護職の養成、確保・定着、資質向上、再就業の促進を柱に、研修や就業支援などを進めています。府内では65歳以上人口が増える一方、生産年齢人口は減少する見込みです。また、外来医療の需要は減少傾向となり、在宅医療の需要は増加すると推計されています。 川村 氏は、限られた人材で持続可能な地域医療をつくる視点が重要だと説明しました。

実習での経験が将来の進路にも影響

京都府内の看護師等養成所への入学者は減少傾向にあります。一方、府内に就職した卒業生のうち、大学卒業生の72.8%、3年課程の卒業生の71.9%が実習病院に就職しています。 川村 氏は、実習先での丁寧な指導や真摯な対応が学生の心に残り、「この病院で働きたい」という思いにつながると話しました。

病棟全体で学生の成長を支える

学生の背景や学び方が多様化するなか、学校と実習施設が目標や学習状況を共有し、病棟全体で学生を支えることが欠かせません。学生が安心して学べる環境づくりは、未来の看護職の育成と地域医療を支える人材の確保につながります。 講演の最後に川村 氏は、学生を将来の看護を担う「金の卵」と表現し、京都府の医療と看護を支える人材として大切に育ててほしいと呼び掛けました。

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